DESの活用事例


 会社に対して回収の見込みがない債権を多額に有していないでしょうか?

 もちろんその債権は相続財産になり、相続税の対象なります。

 

 DES(デット・エクイティ・スワップ)とは、ある会社に対して有している貸付金などの債権をその会社(債務者)に出資し、その会社の株式を発行することをいいます。

 つまり債権を有していた債権者は、債権という財産の換わりに株式という財産を取得することになります。 その結果、債権者の有する相続財産の総額が減少することがあります。

  例えば、会社に対する回収の予定がない債権を多額に有している場合、DESを行うことで相続財産を効果的に圧縮することができます。

 また会社(債務者)からみると、債務が減少する一方で資本が増加するため、会社の財務内容が改善され、財務体質の健全化を行うことができるメリットもあります。

 

【DESのイメージ】

DESの活用事例①
DESの活用事例②

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